自分自身を受け入れる

10月21日、八王子教会で「素マイルフォト撮影会」が持たれました。プロカメラマンの方のご厚意で、普通では考えられないような値段で撮影をしていただくことが出来ました。私も写真を撮っていただいたのですが、生まれて初めての経験でした。

私たちは、カメラが自分に向けられると緊張します。そんな私たちの心理をよく理解しているカメラマンの方が、上手に私たちの緊張を和らげ、自然な笑顔を引きだしてくださって和やかな雰囲気の撮影会になりました。

「写真」は、「真実を写す」と書きますが、撮影された写真に良くも悪くもそのときの自分の本当の姿があらわれます。「笑顔をつくらなきゃ!」と意識しすぎるとかえって不自然な表情になってしまいます。鏡で自分の顔を見るとき、どうしても自分の欠点や気になる部分ばかりに目がいってしまう傾向があるそうです。自然な表情で写真を撮ってもらうには、被写体になる自分が、まず自分自身を受け入れていることが必要なのだと気づかされました。

聖書に次のように書かれています。

『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』(新約聖書 マタイによる福音書22:39 新改訳)

「隣人を愛する」ためには、まず「自分自身を愛する」(受け入れる)必要があります。自分自身を受け入れることが出来ないとき、私たちは本当の意味で他者を愛し受け入れることが出来ないのです。神様によって造られ、ありのままで愛されている自分自身を、感謝し受け入れられたら、もっと自然体で豊かな生き方が出来るのかもしれません。

「素マイルフォト撮影会」は、自分自身を見つめ直すよい機会になりました。

 

※八王子教会近くの丘からの富士山の眺めです(2018年10月21日撮影)。