日別アーカイブ: 2021年1月1日

「灯」

あけましておめでとうございます。昨年は世界中が目まぐるしく変化する1年でありました。命の危険と隣り合わせという状況で過ごされた方も多くおられたと思います。そのような中でも、2021年を迎えることができましたことを神様に感謝いたしましょう。

また、現在も感染症の対応のために休む間もなく働いておられる方々の上に神様からの平安が与えられますようにお祈りいたします。

聖書のみ言葉です。

「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」(聖書 詩篇119:105 新共同訳)

詩篇記者は、神様の御言葉は進む道の光であり、その道を歩む歩みを照らす灯であると言います。

進む道が明るければ光も灯も必要ないかもしれません。しかし、人生という道を歩む時、私たちには光が必要であり、歩みを照らしてくれる灯の必要を感じざるを得ません。

神様の御言葉である聖書の言葉は、私たちが人生を歩んで行くためにとても大切な光であり、灯です。

この灯は、「今日は必要だけど明日はいらない」、「朝はいらないけど夜は必要」というものではありません。私たちが人生を歩む上で、片時も手放すことができない大切なものです。

恐らく、暗闇で光る灯は、目的地までを一気に照らすことはありません。私たちがその一歩を踏み出すための足元を照らしてくれるものです。

神様の御言葉も、私たちが今日その一歩を踏み出すために必要な光を与えてくれます。しかし、それと同時に、将来への希望を含むものでもあります。

「こうして、わたしたちには、預言の言葉はいっそう確かなものとなっています。夜が明け、明けの明星があなたがたの心の中に昇るときまで、暗い所に輝くともし火として、どうかこの預言の言葉に留意していてください。」(聖書 ペトロの手紙二1:19 新共同訳)

私たちに与えられている聖書の預言は、イエス様がもう一度戻って来られるにあたって起こる時のしるし、そして、イエス様が必ずまた戻って来られるという約束です。

私たちの歩みがどのような状況にあっても、聖書を通してその力強い約束が与えられています。今年も神様の御言葉に照らされ、一歩一歩しっかりと歩いていく、そんな歩みをしてまいりましょう。