心の目を覚ます

大学生時代、通学に中央線を使用していました。快速や青梅特快、休日運転など、知らないまま乗ってしまうと目的地を通り過ぎてしまうなんていうこともよくあります。4年も通えば何とか間違うことなく中央線を乗りこなすことができるようになっていきます。

先日、久しぶりに中央線に乗り、すいている車内でボーっと椅子に座って八王子を目指していました。「今、武蔵小金井だな」と確認をした後、更にボーっとしていると、電車のアナウンスで衝撃の事実を知りました。

アナウンス:「次は西荻窪」

私:「????」

数年間、電車に全く乗らない田舎暮らしをしていたこともあり、久々に中央線に乗って冷や汗をかきました。

何処行きの電車かも確認せず、ボーっと乗っていたため、八王子に着く前に折り返して東京へ進行方向を変えていたことに全く気がついていませんでした。

 

「だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。」(新約聖書 マタイによる福音書24:42 新共同訳)

 

私たちは、天に昇られたイエス様がもう一度戻って来られるのを待っています。聖書の中で、待っている人たちに対して1つのキーワードが投げかけられています。「目をさましていなさい」。いつ戻って来られるのかは誰にもわからない。そのイエス様を待つにあたり、しっかりと目を覚ましていなさい。聖書はそう私たちに言っています。ボーっと心の目を閉じたまま電車に乗って、終点から折り返してしまうような私にはとても大切な言葉だなと思いました。

目を覚まして、もう一度戻って来られるイエス様を心から待ち望みましょう。