自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい / Be interested in lives of others

自動車運転免許証の更新手続きに行ってきました。講習の中で、横断歩道付近での自動車/歩行者の事故が依然として多いという話を聞きました。そしてその中で、運転者は歩行者の気持ちになって運転をすることが大事であると教えていただきました。

確かに、自分が車を運転しているとき、歩行者用信号が青の点滅になっているのに横断歩道にかけ込んで来る人がいると「おいおい、かんべんしてよ~」という気持ちになる私ですが、自分が歩行者のときには、案外同じことを平気でしていることに気づかされました。

いつも車を運転するだけでなく、歩行者になったり、自転車に乗ったりすることは、道路上のお互いの立場や気持ちを理解する助けになると思います。

聖書には次のように書かれています。

何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。

(フィリピの信徒への手紙2:3,4 新共同訳)

「理解する」という言葉を英語では“Understand”と言います。日本語に直訳すると「下に立つ」となります。私たちが、様々な人間関係の中でお互いに自分の立場や思いから一歩離れて、相手の側に立って考えるとき、また、へりくだって(相手の下に立って)相手を思いやるときに、お互いに対する理解や信頼を深めることができるのではないでしょうか。

 

※高尾警察署前のイチョウ並木(撮影:11月29日)。

I went to the police office for renew my driver’s license this week. So I got a lecture. The instructor told us. “There are still many accidents of pedestrians and cars at the intersection still now.”

And he said, drivers must have thoughtful consideration to pedestrians.

I am irritated when a pedestrian does not keep the signal while I’m driving. However, I noticed that I was doing the same thing when I walked on the road. When I drive a car it is important to understand what pedestrians are thinking.

 When you do things, do not let selfishness or pride be your guide. Be humble and give more honor to others than to yourselves. Do not be interested only in your own life, but be interested in the lives of others.(Philippians 2:3,4 ICB)

The word “understand” is made from the words “under” and “stand”. In order to understand someone we need to “stand under”. That means being humble. And it is to sympathize with the feelings of the others.

This is an important principle that applies not only to driving but also to our human relations.