「美味しい実」

夏に食べたくなるモノは何でしょうか。私は、甘いミニトマトです。冷蔵庫に入れて冷やしたミニトマトを、喉が渇いた時に食べるととても美味しいです。

数年前の夏、庭にミニトマトの苗を植えて育てようと試みました。最初はよく育っているなと思っていましたが、背が伸びて実がつく頃には、根元の方が白くなって折れてしまいました。

残念だなと思っていたところ、沢山のミニトマトを頂き、ボール一杯冷蔵庫に入れて冷やし、毎日食べることができました。

「神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。」(聖書 創世記1:11∼13 新共同訳)

神様は、1日目に光、2日目に水と空を造られ、3日目に海と陸地を造られました。陸地の上には、草木、そして、美味しい果樹を芽生えさせられました。

今は、夏になると雑草が生い茂り、それを抜いたり刈ったりするのに必死です。そして、苗を植えても失敗してしまうこともあります。しかし、神様が草木を造られた当初は、生い茂る雑草に悩むことも、トマトの根元が萎えてしまうこともない、美しい光景が広がっていたことと思います。そして、ミニトマトも想像を超える美味しさだったのだろうと思います。

陸地に広がる綺麗な自然を造られたのが、天地創造3日目の出来事でした。