まず神の国と神の義とを求めなさい

新年明けましておめでとうございます。2016年がスタートしました。新しい年、どんな思いで、何を目指し、どんな夢を思い描いてスタートされたでしょうか?

イエス様は山上の説教の中で次のように言われました。

「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」(新約聖書 マタイによる福音書6:33 口語訳)。

「まず」とは、自分の心の中の優先順位を指す言葉です。「何を第一とするのか」が問われています。この「優先順位」について非常に考えさせられる文章がありましたので、ご紹介させていただきます。

「安息日は、アダムとエバにとって彼らが創造されてはじめて迎える最初の24時間であった。神が彼らにこの日を祝うように招かれたのは、彼らが1週間働いて、休みを必要としたからではなかった。神は、彼らにとっての最初の日に彼らにお会いになられたのである。このように、人間の、神と共に歩む歴史は、創造週の第一日ではなく第七日に始まったのである。…神は、われわれの経験や思想や計画や生活において、まず最初に迎えるべきお方である。何事をするにしてもそれを始める前に、また一週の働きを始める前に、神のもとにくるときに、われわれははじめて優先順位を正しい秩序に保つのである。」(サカエ・クボ『神との出会い』18ページ)

人類にとっての最初の24時間は、神様を礼拝するための日、安息日でした。神様が箱舟によってノアと彼の家族を洪水から守られた後、舟から出たノアが最初にしたことは、「祭壇を築いて…燔祭を祭壇の上にささげ」(創世記8:20)ること、すなわち神様を礼拝することでした。

新しい年を迎えた今、自分の中の優先順位の物差しを神様の前に正していただき、1年の歩みをスタートさせたいと思います。

20160102まず神の国と神の義とを求めなさい

セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋

 

※写真は、故郷の川に沈む夕日です(茨城県日立市久慈川河口で。撮影:伊藤穣)。